静岡県伊東市の田久保真紀市長に浮上した学歴詐称疑惑が全国的に注目を集めています。
「東洋大学を卒業した」と思われていた経歴が、実は除籍だったことが判明し、世間を驚かせました。
さらに、記者会見では卒業証書らしき書類を一瞬見せたことで、疑念が一層深まることに。
本記事では、田久保真紀さんのプロフィール・除籍の真相・卒業証書の真偽・そして結婚や子どもなどの家族情報まで、わかりやすく解説します。
目次
田久保真紀さんのWiki風プロフィール
基本情報と経歴
田久保真紀（たくぼ まき）さんは、静岡県伊東市出身のフリーライター・編集者を経て、2023年に伊東市長に初当選された政治家です。
生年月日は明らかにされていませんが、報道などから1972年または1973年生まれと推定されており、2025年現在で52歳前後です。
かつては「地域とメディア」をテーマにした雑誌や書籍の執筆活動を行い、地域密着型の姿勢が評価されて市長に選ばれました。
市長選初当選とその支持背景
2023年の市長選挙では、現職市長との一騎打ちを制し、伊東市初の女性市長として当選。
地元密着・無所属という立場から、「既得権益にとらわれないクリーンな改革派」として注目を集めました。
しかし今回の学歴除籍騒動で、その信頼が大きく揺らぐ事態となっています。
卒業のつもりが「除籍」だった？その真相とは
きっかけは怪文書とSNSでの拡散
2025年6月末、伊東市内で「田久保市長は東洋大学を卒業していない」という内容の怪文書が出回り、SNSで急速に拡散。
市議会やメディアも動き出し、疑惑は市政を揺るがす大問題へと発展します。
本人が大学に確認→「除籍」通知
田久保さんは事態を受けて、自ら東洋大学に「卒業証明書」の申請を行いました。
ところが、大学側の回答はこうでした。
「卒業の事実は確認できません。除籍となっております」
この瞬間、田久保さんの卒業は誤認であり、学歴詐称疑惑が事実だったことが明るみに出たのです。
除籍理由は不明だが、可能性は？
大学は除籍理由を明らかにしていません。
ただし、一般的に大学で除籍となる理由は次の通りです。
- 学費の長期未納
- 長期間の無断欠席
- 在籍年限（例：8年）の超過
- 懲戒処分（※報道には該当事例なし）
田久保さんは会見で、
「バイクに乗って住所不定のような生活をしていた」
「いつまで大学に通っていたか自分でも覚えていない」
と語っており、生活環境の乱れにより出席できなくなった可能性が高いと見られます。
会見での卒業証書提示が波紋を広げた
「卒業証書らしきもの」を一瞬だけ提示
2025年7月2日の記者会見で、田久保さんはなんと卒業証書らしき書類を一瞬だけチラ見せ。
本人は「大学の窓口で受け取った」と説明しましたが、議長や秘書課にだけ見せてすぐに引っ込めたため、その内容や文面は報道陣にも公開されませんでした。
卒業証書らしきものとは一体なに？？
東洋大学は「卒業ではない」と明言
一方で、東洋大学はあくまで「卒業ではない。除籍である」という立場を公式に発表。
このため、提示された書類は「卒業証書」ではなく、
- 学籍履歴証明書
- 在学証明書
- 除籍通知を含む書類
など、卒業した証拠とは異なる文書だった可能性が高いと見られます。
なぜ提示したのか？市民の反応は複雑
「卒業証書のようなものを出した」という行動は、むしろ火に油を注ぐ形となりました。
SNSでは、
- 「卒業証書があるなら全部見せて」
- 「中途半端に見せるなんて逆に不信感が強まる」
- 「誤魔化そうとしてるようにしか見えない」
といった声が相次ぎ、誠実さに疑問を抱く人が増加しています。
卒業証書がちゃんとあるなら堂々と見せれると思うけどな〜
法的には問題なし？でも説明責任は残る
「卒業」と明記していなかった事実
田久保さんは選挙期間中、「東洋大学卒業」と明言したことはなかったと主張しています。
実際、選挙公報や公式サイトにも卒業とは記載されておらず、東洋大学出身という表現にとどまっていました。
弁護士見解→公職選挙法違反には該当しない
田久保さんは弁護士に相談し、「法的には問題ない」との確認を受けたと説明しています。
つまり、今回の件は違法行為ではなく、あくまで市民との認識のズレに基づく問題という立場です。
しかし市民の信頼は大きく揺らいだ
違法でなかったとしても、「卒業していない事実を伏せていた」と感じた市民は少なくありません。
特に問題視されているのは、
- 誤解を生むような表現をしていたこと
- 除籍であることを自らも把握していなかったこと
- 卒業証書らしきものを中途半端に見せたこと
であり、今後の信頼回復が課題となります。
田久保真紀さんの家族（夫・子ども）は？
夫や子どもに関する情報は非公開
田久保さんの配偶者や子どもに関する情報は、公的には一切明らかにされていません。
結婚しているのか、子どもがいるのかといった情報も、市長選や就任後の発言には登場しておらず、プライバシー保護のため非公開としている可能性が高いと見られます。
私生活を伏せる姿勢が逆風に？
公人である市長の家族構成がまったく明かされないことについて、一部では、
- 「都合の悪いことはすべて伏せる姿勢が気になる」
- 「誠実さに欠けるのでは？」
といった指摘も出ています。
もちろん家族情報の公開義務はありませんが、政治家としての説明姿勢が問われる場面となっています。
今後の進退は？市議会で辞職勧告の動きも
田久保さんは、記者会見で進退には触れず、「市民の信頼を取り戻すため全力を尽くす」と語りました。
しかし、市議会内ではすでに「辞職すべき」との声や勧告決議の動きが報道されており、状況は予断を許しません。
【まとめ】
田久保真紀さんは、自ら卒業したと認識していた東洋大学について、実は除籍であったという事実を2025年に初めて知ることになりました。
会見では「卒業証書のような書類」を提示したものの、大学側は卒業を明確に否定。
除籍の理由は不明のまま、本人も詳細を把握していなかったという驚きの展開に。
さらに、結婚・家族などの私生活は明かされておらず、政治家としての透明性が問われています。
今後、市長職にとどまるのか、あるいは辞職するのか――
田久保真紀市長の決断と、伊東市民の声に注目が集まっています。
